よもやま話

人生の振り返り(幼少期..その3)

さらに幼少期に起こった事件を1つ..

<入れ替え鉛筆(ロケット鉛筆)事件>

  乾電池万引き事件と同じような話だが..
  ある日、小学校の休み時間。TOURIの机の下に当時流行っていたロケット鉛筆が転
  がっていた。
  ロケット鉛筆というのは写真のものと同じ構造で芯が10個ぐらい入っていて、先端
  の芯が減ってきたら抜いて最後尾に差して入れ替えていくというもの(写真のものは
  最近買った今売っているもの)。
  当時は面白い鉛筆が発売になったと話題で、親から買ってもらい使う生徒が爆発的
  に増えていたころだった。  
  我が家は必要のない贅沢品を買ってもらえるような家ではなく、これを買って欲しい
  なんて親に頼むことはできない。
  正直「僕も欲しいな。使ってみたいな」とは思っていた。
  だけど落ちているとは言え、人のものを持って帰ってしまおうなんて思わない。
  拾ってしまったが名前が書いてない。誰のものかわからない。
  緘黙症で吃音だった僕。友達とおしゃべりをした記憶なんてないTOURIはクラスの
  友達に向かって「これ誰の?」とか「落ちてたけど誰か落とさなかった?」なんて
  言えるはずがない。
  しかも先生に「これが僕の机の下に落ちてました」なんて報告することもできない。
  さて、どうしたかと言うと..拾ってしまっていたので困ったあげくに自分のランドセ
  ルに入れて持ち帰ってしまった。 またかよ。
  後で思い返せば、知らないふりをして落ちたままにしておけば良かった..
  そのロケット鉛筆を親にしっかり見つかり「人のものを盗ったらドロボウだ!警察に
  つかまるんだぞ!」と激しく怒られた。 またかよ。
  またまた説明をする機会も与えられず。
  その後、知らないうちに父親が学校に謝りに行き、ロケット鉛筆は無事に持ち主の
  元に返ったようだ。
  父親は「そんなに欲しければ友達のものを盗らずに買ってほしいと言いなさい」と。
  そしてロケット鉛筆を買ってくれたのだが。
  うれしいような気もしたが何だかモヤモヤ..
  親からも「こいつは人のものを盗る習性がある。要注意だ」という目で見られるよう
  になった気がする。