がん闘病

転院を決意..

治療をうけている府中の病院でこの先も治療を受け続けていいのか?
その迷いは最初からあり、セカンドオピニオン・サードオピニオンを受け、色々な情報を得て知識もついてきたところで、やはり今の病院では正しい検査・診断・治療が受けられないと確信するようになった。

本来ならサードオピニオンを受けた富山の病院に転院して最先端の治療を受けたいところだが、テレビなどで取り上げられていることもあって評判が良すぎて病院側の受け入れが難しいことから、セカンドオピニオンを受けた五反田の病院に転院することを決意した。

富山の病院の医師が言っていた「良い医者を探す1つの目安」に「日本膵臓学会の認定医」であること..というものがあった。
膵臓がんの治療をするわけだから膵臓のこと・膵臓がんのことについて正しい知識と経験、技術を持っている必要があって、学会から認定されるレベルということだ。
どの病院のどの医師がその資格を持っているかというのは「日本膵臓学会」のホームページを見れば病院名・医師名が載っているとのことだったので早速見てみると..
府中の病院の主治医の名前は無い。
セカンドオピニオンの時の担当医とサードオピニオンの時の担当医はしっかり名前が載っていた。
五反田の病院に転院する安心材料が1つ増えた。
府中の病院の主治医が認定医でないということは、認定試験に合格できなかったか技術的なものが未熟だったか?どちらかということらしい。
今までそういう医師に診てもらっていたということだ。

12月12日の府中の病院での診察の時、主治医に「年明けぐらいから転院をしたい」と伝えた。主治医からは「それは構いません。参考のために..転院希望の理由は何っすか?」との質問。
今まで我慢して言っていなかったし、この時も聞かれなければ言わずにゴタゴタせず転院したいと思っていたが..質問されたのでTOURIは「年明けに検査のタイミングですけど、その検査結果を正しく見て判断するという部分が不安で、この病院での最初の検査で骨盤に転移があるから手術ができないと言われたけれど実際には転移は無かった。がんが太い血管を巻いてしまっているから手術できないとも言われたけれど実際には太い血管まで到達するかしないかの状態で最初の段階で手術ができる状態だったということがあるので..」と伝えると主治医は「その点は..すみませんでした」と。
大誤診だったことを素直に認めた。

TOURIはこの時素直に認めたことに驚くよりも、その表情や言い方に違和感を感じた。
熱意を持って病気を治そうと思っていて自信を持って診断しているのであれば、自分の診断が否定されたことに疑問を持ったり最初の検査結果を見直したりすると思うが。
そんな感じではなく心の中で「セカンドオピニオンに行かれたからバレちゃったよ」と思っていたのではないか?
診察が多忙で患者を減らしたかった?膵臓だからそれほど差は無くどうせ近いうち死ぬ?そんな軽い考えで事実ではないことをあえて告知したのではないか?

そう思うのも今まで何度も患者の命を軽視するような発言があったからで、わざと患者がショックを受けるような話を、それが予想や想像の話であっても、うすら笑いを浮かべ患者の表情を楽しみながら言ってきたからだ。
「抗がん剤をやってもがんの進行は止められない」「抗がん剤を続けている人は1,2年のうちに多臓器不全になったり感染症が悪化して亡くなる」「あなたのタイプは絶対に治ることはありません」「抗がん剤をやると血栓ができやすくなって血栓が脳や肺に飛び急死することがある」どれも医師の発言とは思えない。事実ではないことばかりだった。

また、標準治療以外に自分で食事や運動などを工夫していると伝えると鼻で笑ったり、実際に受けられる治療の選択肢を教えてくれないということもあった(家族が同席した診察の時には選択肢が他にあることを言ってきたりした)。
最初の診断の時点でホスピスを紹介するなんていうこともあった。たとえば身寄りがないような人なら言われるまま信じてホスピスに入ってあっという間に天に召されてしまうこともあるだろう。

医療業界の怖ろしい部分を身をもって体験することになってしまった。

今後何かの病気で治療を始める人、選択を迫られる人にアドバイスしたい。
どんなに大きい病院、有名な病院で診てもらっていても、必ず1つはセカンドオピニオンで他の病院の医師の意見を聞くこと!
まさに生死を分ける行動になります!

とにかくTOURIの膵臓がんは現在手術ができないまでに進行していて、これから抗がん剤を頑張っても手術までたどり着ける確率はかなり低いと言われているが、信頼できる病院と主治医の元に転院し、気持ちを入れ替えて最大限頑張るしかない!