がんゲノム医療..
ランマークでの治療が始まり、薬が増えたことによる食欲不振や手足のしびれ、眠気という副作用が出ていたが、手足のしびれ以外は改善してきた。
食欲はモリモリ..眠気はどんどん軽くなっている。
手足のしびれの対応策として「デュロキセチンOD錠」という薬を服用しているが、まだ薬の量が通常の半分または3分の1ということが原因か..あまり効果は見られていない。
手足のしびれは抗がん剤治療の主な副作用だが、同じように発現しがちな副作用として爪の変色や変性(爪が厚くなる、爪が薄くなる、爪が反る、爪にスジが入る)などがあるが、そういう症状も徐々に出てきた。
爪は全体的に厚くなり一部は反ってきた。また両足の親指爪が変色し始め、黄色から茶色、紫色へと変わってきた。
爪を切ろうと紫色の部分を切ろうとしたら大量の膿が流れ出てきてビックリ!
爪と皮膚の間には空間ができてしまい爪が浮いている状態になっている。
これからは爪が剝がれてしまわないように気をつけないといけない。
そんな変化があるこの頃だが、6月10日の通院時に主治医から「がんゲノム医療」の「がん遺伝子パネル検査」を受けてみないか?と提案があった。
「がんゲノム医療」はがんの組織を採り(簡易的に血液だけで検査する場合もあるが)、そのがん遺伝子に合った薬を使ってその後の治療を進めていくというもの。
通常はがん種ごとに決められた抗がん剤を使って治療を進め、使える薬が無くなったときに初めてこの「がんゲノム医療」を受けられるということになっている。
TOURIの場合、今の抗がん剤が効かなくなりがんが進行してきたら「オニバイド」という抗がん剤を使って治療し、それも効かなくなってきた段階でやっとこの「がんゲノム医療」を受けられると思っていた。
ちなみに自費で「がん遺伝子検査」を受けることはできて、日本でがん組織を採取してアメリカに送り検査をしてもらうという方法もあるとのことだが、保険適用外なので100万円を超える費用がかかるという話を聞く。
自分がこの「がんゲノム医療」を受けられるのはまだまだ先と思っていただけに、突然主治医から提案があったため驚いたが「治療につながる確率は低いがこれはチャンス!」と思い「検査を受けます!」と即答した。
あらかじめ「がん遺伝子」が判っていれば、そのがんのタイプに効く抗がん剤が使えて治療に効果が出るが、なぜか日本では一律の抗がん剤を使って、次に使える薬が無くなった時にしか「がんゲノム医療」を受けられないということになっている。
そうなるとがんがかなり進行している状態だったり、体力が無くなりもう次の治療に耐えられないという状態の人が多くなる。
また「がん遺伝子検査」をやるとなっても検査から結果が出るまでに1ヶ月から2ヶ月かかると言う。
それではさらにがんが進行して状態が悪くなってしまう。
それでは意味がない!もっと早い段階で!と..さすがに医師などから声があがり、最近は以前より早い段階で検査を受けられるようになってきているというのだ。
この検査で遺伝子が判り、治療につながる確率は8~9%とかなり低いようだ。
その理由は..遺伝子に合う薬が見つかっても日本では承認されていなくて使えない..日本では治験が終わっていないので使えないか自費になるのでかなりの高額になってしまう..治療を始めようとした時点では容体が悪化していて治療ができない..などの事情があるようだ。
このような部分も早く改善してほしいものだ。
せっかくの治療効果が高いシステムも日本では有効に活用されていないのだ。
確率が低くまだまだ未熟な検査という感じはするが、幸い合う薬が見つかり、その薬を使い治療した人に劇的な効果が出たという話も聞くので密かに期待しつつ検査を受けようと思っている。


「がんゲノム医療」最近は以前より早い段階で検査を受けられるようになってきているというのだ。
**知らないことばかりですが、こうしてチャレンジされて、それを我々につたえてくださる意味はとっても大きいと思います。
さらに多くの人が声をあげて、一般的にも、改善されていくことを祈ってます。
コメントありがとうございます。
医療も進歩していますし、制度として改善するべき部分も少しずつ改善してきています。
よりよい医療が提供されるように、患者としても問題点があれば声を上げることが必要なんでしょうね。